野村HD、フィリピン最大行BDOと提携

2014/02/25

野村セキュリティーズ・フィリピンも体制強化

 

野村ホールディングス(野村)は、フィリピン最大銀行BDOユニバンク(BDO)と業務提携する。

野村の国際的なネットワークや証券業務ノウハウと、BDOのフィリピン最大の銀行基盤との相乗効果により、成長が見込まれる証券業務、投資銀行業務、富裕層向けビジネスなどを強化する方針である。

 なお、BDOの本店所在地はマニラ首都圏 マカティ市。フィリピン全土に約814支店、海外に14拠点を有している。 ジャパンデスクを設置しており、日系企業向けサポート体制が充実している。2013年9月末の総資産は1兆5,081億ペソ(約3兆6千億 円)、純資産は1,626億ペソ、受け入れ預金残高は1兆2,028億ペソ、融資残高は8,464億ペソで、いずれもフィリピンの銀行中で首位となっている。

 BDOは日本企業のフィリピン進出増加に対応すべく、日本の国際協力銀行(JBIC)や有力地方銀行との提携を進めている。最近もドイチェバンク・マニラ支店のトラスト部門を買収する計画を表明するなど、事業基盤の一層の拡充、多様化にも余念がない。 

 一方、野村のフィリピン拠点であるノムラ・セキュリティーズ・フィリピン(首都圏マカティ市エンター・プライズセンター)は、昨年夏まで日本人社員の空白期間が生じていた。しかし、昨年9月に、綱嶌 政文氏が社長兼CEOに就任、常駐している。この面からもフィリピン事業基盤が強化されつつあるといえる。