七十七銀行、ダイヤプレスのフィリピン増産を支援

2014/02/18

メトロバンクからの融資にスタンドバイL/C発行

 

 七十七銀行(本店:仙台市青葉区)は、金属プレス加工のダイヤプレス(神奈川県川崎市)のフィリピン現地法人「DIUP」が、フィリピンの大手商業銀行メトロポリタン バンク&トラスト(メトロバンク、本店マニラ首都圏マカティ市)から30万米ドルの融資を受けるにあたり、スタンドバイL/C(保証書)を発行した。


 これは、七十七銀行とメトロバンクとが締結した協力協定に基づくものであり、地方銀行でメトロバンクに対するスタンドバイL/Cを発行するのは、七十七銀行 が初めてとなる。スタンドバイL/Cは、取引先の海外現地法人が現地金融機関から資金調達する際の信用補完として、現地金融機関に対して発行する保証書のことである。

なお、ダイヤプレスは岩手県内に主要な生産拠点を有する金属プレス加工会社で、高い技術力を背景に、自動車や医療、携帯電話、ガス器具等に使用される様々 な精密部品を製造している。フィリピン現地法人「DIUP」は1999年に設立され、現在はダイヤプレスのアセアン地域における拠点として、フィリピン国 内だけでなく、タイやマレーシア、シンガ ポール等への部品供給を行っている。

 今回、フィリピン現地法人の増産に備えるため、七十七銀行からのスタンドバイL/C発行に基づき、現地で資金調達をすることとした。

 七十七銀行は昨年6月21日、取引先の海外ビジネスに対する支援体制の拡充を図るため、メトロバンクと協力協定を締結した。協力協定の主な内容は、 (1)スタンドバイL/C発行に基づく現地での資金調達支援、(2)現地での預金口座開設、外国送金等の支援、(3)現地投資環境情報等の提供である。

 メトロバンクはフィリピン全土をカバーする839の国内支店、海外33拠点、1,800台以上のATMという強力なネットワークをもとに、個人、中小企業、大企業、多国籍企業に至るまで広い範囲の貸出業務に強みがあり、特に貿易関係ではフィリピンで一番の取扱高を誇っている。総資産は約1兆2,524億ペソ(2013年9月末現在)でフィリピン第2位の規模となっている。

 本店には2002年よりジャパンデスクを設置済みであり、同デスクは日本人ヘッドのほか、フィリピン人営業担当者8名、アシスタント6名、総勢15名の陣容となっている。在日拠点は東京支店(設置:1996年3月)、大阪出張所(設置:1998年12月)の2 拠点となっている

 七十七銀行は、今後ともアジアを中心とした海外ネットワークを活用し、取引先の海外ビジネスを支援して行く方針である(14年2月17日の株式会社七十七銀行ニュースリリースなどより)。