首都圏の最低気温15.8度に、史上最低に接近
2014/01/26
北東季節風で冷込み、バギオでは10度以下続く
フィリピン気象庁(PAGASA)によると、北東季節風の影響で、フィリピンとしてはかなり涼しい気候が続いている。
26日17時のPAGASA発表によると、26日午前4時50分にマニラ首都圏ケソン市観測所で15.8度という低温を観測した。これは首都圏での2日連続の今年最低気温(25日は16.9度)であり、1987年2月に記録した首都圏史上最低気温15.1度に迫る”冷え込み”となった。PAGASAは、今週も最低気温が20度を下回る日が続くと予想している。
避暑地として知られているルソン島北部のバギオ市では、1月19日に今年最低の8.1度を記録、寒さを感じるほどとなっている。PAGASAは、今週もバギオ市の最低気温は10度を割り込む日が続くと予想している。フィリピンの”冷え込み”は当分続きそうである(14年1月26日17時のフィリピン気象庁発表などより)。