東日本大震災からの復旧・復興の経験共有へ
2014/01/24
JICA、東松島市がフィリピンへ共有調査団
フィリピンに甚大な被害をもたらした超大型台風30号(フィリピン名:ヨランダ)に対し、国際協力機構(JICA)は様々な形で同災害の被災者のための緊急支援を行ってきている。
具体的には、調査チームや医療チームの派遣(計3チーム)、2件の専門家チームの派遣(早期復旧、油防除)、物資供与(6,000万円相当)やUNDAC(国連災害評価調整)チームメンバー2名の派遣などである。
さらに今般、宮城県東松島市の協力を得て、東日本大震災からの復旧・復興の経験共有のための調査団を派遣している(派遣期間:2013年1月20 日~25日)。同調査団は台風ヨランダの被害を受けたタクロバンを訪問し、被害状況の視察、関係自治体等への日本の復旧・復興経験の共有を行った。
1月24日(金)9時から13時まで、マカティ市ドュシタニホテルにおいて、JICAはフィリピンの公共事業道路省と共催で「Build Back Better: The Path towards Reconstruction through Japanese and Philippine Good Practices」と題したセミナーを開催し、東松島市の経験を広く関係省庁、自治体、ドナー等に共有する予定である(JICAプレスリリースなどより)。