テラモーターズ、BOIへ投資優遇措置申請

2014/01/13

比電動三輪車事業、パイオニアステータスとして

 

 テラモーターズがフィリピン事業を立ち上げつつある。ADBの電動三輪車(E-trike)事業と並行して、民間向けE-trike事業も推進する方針である。

 テラモーターズは昨年11月28日に、フィリピン民間事業向けに投入するE-trikeのT4を公開した。T4は、1.通常のE-Trike よりも購入しやすい価格であること、2.狭い路地でも小回りしやすい小型の車体であること、3.耐久性とメンテナンス性の高い製品であることなど現地の ニーズに基づき、元トヨタ自動車・日産自動車・本田技研工業などの技術者で構成されるテラモーターズエンジニアリングチームによって開発された。

 テラモーターズは今年前半にも、このT4をフィリピンで生産を開始する意向である。テラモーターズは既に、多くの地方自治体やトライシクル協会などへの 営業を強化するためのリクルーティングや、生産スタッフ、ロジスティクススタッフなどのリクルーティングを開始している。

 
1月13日付けフィリピン・インクワイアラー紙電子版によると、テラモーターズ・フィリピンは投資委員会(BOI)に対して、E-trike事業(当初 年産2,500台規模)へのパイオニア・ステータスとしての投資優遇措置供与を申請中であるとのことである。