中央銀行、急激なペソ安に対する介入の用意

2014/01/09

 フィリピンにも、米国金融緩和縮小の動きや資金の先進国への回帰に伴うドル高の流れが波及、1月7日にはペソ対米ドルレート終値が44.800ペソまで下落、2010年9月2日の44.95ペソ以来、3年超ぶりのペソ安水準と下落なった。  この動きに対して、フィリピン中央銀行(BSP)のテタンコ総裁は、「必要ならば、外国為替相場の過度の変動を抑制するための介入の用意がある」とコ メントした。ただし、介入は...

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