タルラック~ラ・ウニオン高速道路、一部開通
2013/12/24
再来年全面開通へ、ルソン北部の利便性大幅向上
ルソン地域北部の通行を大幅に改善させるタルラック~パンガシナン~ラ・ウニオン有料高速道路(TPLEX)の一部が開通した。
官民連携(PPP)プロジェクトであるTPLEXは、タルラック州タルラック市ラ・パス(スービック~クラーク~タルラック高速道路の終点)~ロサリオ(ラ・ウニオン州)を結ぶ全長88.58kmに及ぶ有料高速道路である。民間側の事業主体はサンミゲル連合である。
このほど一部開通したのは、タルラック市~タルラック州パニキの23キロメートルであり、12月23日に、アキノ大統領を迎え、開通式が開催された。この開通により、同区間の所要時間は現行の1時間10分から30分へと短縮される。
サンミゲル連合のTPLEX全面開通目標は当初2018年とされていたが、進捗ピッチが予想以上に速いため、2015年に全面開通を目指すとのことである(13年12月23日のフィリピン政府官報より)。