不動産販売のレーサム、フィリピンに進出

2013/12/22

将来性大の比投資機会を日本の顧客に提供

 

 不動産販売のレーサム(本社:東京都千代田区、JASDAQ上場)がフィリピンに進出した。

 レーサムは12月20日に、マニラ首都圏マカティ市に現地法人「レーサム・フィリピン」を設立したと発表した。「レーサム・フィリピン」の設立日は12月20日、資本金は900万ペソ(約2,000万ペソ)、レーサムが100%出資した。レーサムは「レーサム・フィリピン」への資本金出資のほか事業資金を融資する。

 「レーサム・フィリピン」代表者は深堀哲也会長である。深堀氏のほか、レーサムの松倉信行取締役が「レーサム・フィリピン」の取締役を兼務する。レーサムは、ファンダメンタルズが改善し今後も安定的成長が見込まれるフィリピンにおいて、優良な不動産を確保し、グループの顧客に将来性が見込まれる投資機会を提供するために、「レーサム・フィリピン」設立に至った。

 「レーサム・フィリピン」の主な事業内容は、「不動産の所有と販売」とされている。まずは、フィリピンを代表するアヤラ財閥傘下のアヤラ・ランドとの取引を開始する。すなわち、高品質で定評のあるアヤラ・ランド開発のコンドミニアムなどの物件を、主に日本の顧客向けに販売する(13年12月20日の株式会社レーサムのニュースリリースなどより)。