日系企業のフィリピン台風被害支援、続々と
2013/11/16
富士フイルム、味の素、キャノン、日産自など
日系企業による、フィリピン台風被害支援活動が続々と行われつつある。
味の素は、11月8日にフィリピン中部を襲った超大型台風30号(国際名:ハイエン、フィリピン名:ヨランダ)の救済支援のため、フィリピン赤十字社に義捐金約1,000万円を寄付することを決定した。味の素はフィリピンに1958年に現地法人を設立し、フィリピン全土の36拠点で事業を行っている。うま味調味料「味の素R」をはじめ、さまざまな食品を通じてフィリピン全土の食生活に溶け込んでおり、今回被災したレイテ島にも拠点がある。
富士フイルムホールディングスも、台風30号の救済支援のため、グループ企業と合同で、義援金とグループ内で製造する医療機材を合わせた総額2,200万円相当の寄付を決定した。また、今後もグループ企業社員に対して義援金募集を行うなど支援を継続していく。該当グループ企業は以下の通り。
(国内)
富士フイルム、富士ゼロックス
(海外)
富士フイルム・アジアパシフィック、富士フイルム・フィリピン、富士フイルム・オプティクス・フィリピン、富士ゼロックス・フィリピン
日産自動車も、総額 2,000万円の支援を行うことを決定した。まず、初動支援として、NPO法人ジャパン・プラットフォームに1,000万円を寄付する。そして、今後の救援活動を援助するため車両寄贈を行う予定である。
キヤノングループも、総額1,000万円の寄付を行うことを決定した 。具体的な寄付先は今後検討する(各社ニュースリリースなどより、11月14日号、15日号においても日系企業の動向を掲載済み)。