日系企業のフィリピン台風被害支援続く
2013/11/14
三井物産2千万円、富士ゼロックス1千万円
ファーストリテイリング、ソニーなども
三井物産は、11月8日にフィリピン中部を直撃した台風30号による被害が甚大であり、多くの被災者が出ていることを受け、三井物産及びアジア・大洋州三井物産から合わせて2,000万円を義捐金として拠出することを決定した。
富士ゼロックスとフィリピンにおける現地法人である富士ゼロックス・フィリピンを含む関連会社も総額1,000万円の義援金の寄付を行うことを決定した。
また、ファーストリテイリング・グループは、フィリピンでの台風30号の深刻な被害に対する支援として、ファーストリテイリング・フィリピンより100 万ペソ(約230万円)と、Tシャツや下着類などの金額にして100万ペソ相当の衣料を寄付する。ファーストリテイリング・フィリピンからの寄付金および 衣料は、フィリピンにおける合弁先であるSMグループの慈善事業組織「SM 財団」を通じて被災地支援に充てられる。
また、ファーストリテイリングからも、450万ペソ(日本円にして約1,000万円)を寄付する。ファーストリテイリングからの寄付金は、 UNICEF(国連児童基金)を通じて被災地支援に充てられる。今回のファーストリテイリング・グループとしての支援の総額は、金額にして約650万ペソ (約1,460万円)になる。
ソニーグループも1,500万円規模の寄付を実施致する。その中にはソニー株式会社による災害義捐金、ソニーグループ各社の従業員による救援募金と各社 から同額を拠出するマッチングギフトが含まれる。また緊急支援物資として、ソニー・フィリピンから400台のラジオを現地の被災者へ提供する。
このほか多くの日系企業が義捐金拠出・拠出検討をおこなっているほか、社内での従業員募金を始め、今後も状況に応じ、様々な形での支援を検討している (各社のニュースリリースなどより)。