台風30号での死者1,798人確認:12日22時現在
2013/11/12
負傷2.582人、不明82人、さらに拡大する見込み
今年の世界最強の勢力にまで発達し、11月8日にフィリピン上陸・横断した台風30号(国際名:ハイエン、フィリピン名:ヨランダ)は、非常に甚大な被害をもたらしている。
11月12日22時のフィリピン災害対策本部(NDRRMC)発表によると、12日22時現在で、41州の約139万世帯、約694万人が被災したとのこと。そして、1,798名の死亡、2,582名の負傷が確認され、82名が行方不明、損壊家屋約14万9千戸と報告されている。
ただし、被災地の混乱で、被害の全容は明らかになっておらず、今後、被害報告が爆発的に増え、死者は1万人超に達するとの見方もある(13年11月12日22時のフィリピン災害対策本部発表より)。