アキノ大統領、国家災害事態を宣言
2013/11/11
今年の世界最強の勢力にまで発達した台風30号(国際名:ハイエン、フィリピン名:ヨランダ)が、11月8日にフィリピン・ビサヤ地方東サマール州付近に上陸、その後、中部フィリピンを横断、非常に甚大な被害をもたらした。
この様な状況のなか、アキノ大統領は、11月11日夜に、国家災害事態(state of national calamity)を宣言した。そして、この宣言は「速やかな救援・復旧、便乗値上げや売り惜しみ防止のために必要な措置であると説明した。そして、公共事業道路省(DPWH)や社会福祉開発省(DSWD)の災害迅速対応基金11億ペソ増額などの対応策を発表した(13年11月11日のフィリピン国家情報局発表などより)。