ミニストップのフィリピン店舗、9月末354店(前年327店)
2013/10/30
比側パートナー「ロビンソンズ・リテイル」、11月11日上場へ
ミニストップ株式会社のウエブサイトによると、2013年9月末の店舗数は、日本国内において2,222店(サテライト店など含む)に達している。
海外においては2,334店(韓国1,895店、フィリピン354店、中国61店、ベトナム17店、カザフスタン5店、インドネシア2店)となり、国内外総店舗数は4,556店に達している。
フィリピンのミニストップは、ロビンソンズ・コンビニエンス・ストアーズ(RCSI)によってフランチャイズ展開されている。RCSIは、三菱商事、ミニストップ株式会社、ゴコンウェイ・ファミリー傘下のロビンソンズ・リテイル・グループとの共同事業である。1997年にRCSIとミニストップ本社との間でカントリー・フランチャイズ契約が締結された。
なお、ロビンソンズ・リテイルは、 10月29日~11月5日まで新規公募(IPO)実施中であり、11月11日にフィリピン証券取引所(PSE)に新規上場される予定である。IPO価格は1株当たり58ペソ、IPO規模は最大で281億ペソとなりそうである。
ミニストップは2011年から2012年にかけては、フィリピンでの店舗立地戦略の見直しを優先させたようだ。2011年末の店舗数は327店であり、2012年1年間では10店の増加にとどまったt。しかし、2010年12月末の332店から2011年6月に一旦320店まで減少した後に再増加に転じており、2012年末の店舗数は337店に達し、2010年末を上回ってきた。そして、2013年9月末354店と出店ピッチが高まりつつある。ちなみに、1年前の2012年9月末は327店であった。
フィリピンのコンビニエンス・ストア業界は離陸期入りし、高成長を続けている。そして、業界トップ(店舗数シェアで約50%)のセブン・イレブンをミニストップやマーキュリー・セルフサービスが追うという構図になっている(ミニストップ株式会社資料などより)。
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