優成監査法人、マカティ市にジャパンデスク設置

2013/10/25

 優成監査法人(本部:東京都中央区)が、フィリピン進出日系企業支援体制を強化している。その一環として、首都圏マカティ市にジャパンデスクを開設した。
 

 優成監査法人は、アジア第6位、世界第9位のクロウ・ホーワス・インターナショナル(CHI)のメンバーファームである。CHIは、全世界109カ国、567都市に拠点を有し、約2万8,000名の職員を擁するネットワークである。 日本企業が海外進出するに際しては、進出先国のビジネス環境や投資環境などの情報収集、会計、法制及び税制などの理解が必要である。優成監査法人はCHIを通じて、日本企業が海外進出をスムーズに行えるよう、国際的な会計・監査・税務・コンサルティングなどの分野でさまざまなニーズに対応する方針である。

 フィリピンでは、CHIのメンバーファームであるラモン エフ ガルシア&カンパニー(マカティ市ブエンディア バーガンディー・コーポレート・タワー)内に、ジャパンデスクを設置している。そのジャパンデスクには、日本人の橋本聡子公認会計士が常駐、既にフィリピンに進出している日系企業や、新規進出を検討している日系企業に対して、日本語サービスを提供している。

 なお、優成監査法人の海外支援業務メニューは以下のようなものがある。
・投資先国の情報提供及び投資環境調査
・デューディリジェンス
・海外進出業務サポート
・内部統制構築・内部監査支援
・提携監査法人による会計監査移行支援
・不正調査等の特殊調査
・新規上場(IPO)支援