マニラ⇔羽田線、フィリピン航空に配分との報道

2013/10/21

今年9月に開催された日本・フィリピン航空当局間協議において、羽田空港の昼間時間帯の国際線発着枠が3万回から6万回に増加する段階(2014年3月末予定)において、日本・フィリピン双方が昼間時間帯(午前6時~午後11時)1日2スロット、深夜早朝時間帯1日2スロットずつ使用できる枠組みも設定された。 



 これにともない、10月月初の日本国土交通省の決定においては、日比間の羽田昼間時間帯発着便2スロットのうち 1スロットは全日空に割り当てられることになった。

 そして、もう1スロットは、フィリピンの航空会社割り当てとなる。10月22日付けフィリピン各紙電子版などによると、フィリピン民間航空局(CAB)が、フィリピンサイドの羽田⇔マニラ枠割当枠をフィリピン航空(PAL)に配分することを決定したとのことである。

 なお、これまでの日本・フィリピン間の運航状況
(2013年夏期スケジュール期首{2013年3月31日}時点)は以下の通りであった。旅客便が合計週44便で、フィリピン航空(PAL)同34便、日本航空同14便、全日空同7便、セブ・パシフィック航空同3便となっていた。
日本企業
: 旅客便 週21便、貨物便0便
・日本航空  :成田⇔マニラ 週14便、  
・全日本空輸:成田⇔マニラ 週7便

フィリピン企業 :
旅客便 週34便 貨物便0便
・フィリピン航空:マニラ⇔成田週7便、セブ⇔成田週5便、マニラ⇔関西週7便 マニラ⇔中部週7便、マニラ⇔福岡週
5便
・セブ・パシフィック航空:マニラ⇔関西週3便