フィリピン産バナナ、日本の外食チェーンでも活躍

2013/10/16

スミフルの「バナップル」、クア・アイナのパンケーキに
元祖高地栽培「甘熟王」はロッテリアのバナナパイに

 ハワイアン・ファーストフード・チェーンの「クア・アイナ」のふわふわ新食感ハワイアンパンケーキに、スミフルのフィリピン産「バナップル」を使用した新商品『チョコバナップルのパンケーキ』が2013年9月25日~11月下旬の期間限定メニューで登場した。



 この『チョコバナップルのパンケーキ』「は、2013年5月~1ヶ月限定で販売した希少フルーツ「バナップル」を使用したパンケーキを更にアレンジしており、定番のチョコソースとの相性は抜群である。販売価格は単品で780円、ドリンクとのセットで880円である。

 「バナップル(Banapple)」は、スミフルが食後のデザートとして開発したデザート系バナナである。“Banana”と“Apple”の造語で、「まるでリンゴのような香りと味わいのバナナ」という意味が込められている。

 既存の「甘くて、美味しいバナナ」だけでなく、今までにない「フルーティーなバナナ」を食べてみたいという顧客の声を実現するため、フィリピンのバナナ研究所で様々な品種のバナナから、長い月日を費やし作りだした新品種である。ラトゥンダンという品種に似たバナナの交配を重ねて開発したものであるとのこと。

 その名の通り、包装を開けるとリンゴのような優しい甘さの香りで味もまるでリンゴをほんのり感じさせる。バナナの芳醇な甘みリンゴのとすっきりした酸味のバランスが絶妙な新しい味わいのバナナである。食感はしっかり・もっちり、その中にフルーティーな味・香りが詰まっている。

 日本での店頭価格は一房400円以上と通常のバナナにくらべかなり割高であるが、今までのバナナとは全く違うフルーティーで爽やかな味わいであることから注目度が高まりつつある。

 一方、ミンダナオ島の大自然の中で育った元祖高地栽培バナナ「甘熟王」も、小売店での人気商品となっているだけでなく、外食チェーンでも活躍している。今年9月から、ロッテリアの『甘熟王バナナパイ』として登場している。 ファストフードの定番であるフライドパイの新たなフレーバーとして、「甘熟王」を使用した『甘熟王バナナパイ』が9月5日(木)より全国のロッテリアにおいて発売された。

 『甘熟王バナナパイ』は、「甘熟王」をフィリングに使用し、サクサクのパイ生地で包んだデザートメニューで、一口食べると豊かなバナナの香りと味わいが口いっぱいに広がる。また、バナナを朝食に食べることが多いことに着目し、モーニング メニューとしても展開されている。朝食やおやつにぴったりなフライドパイに仕上がっている(株式会社スミフルのウエブサイトなどより)。