サンミゲル、依然として証券取引所の筆頭株主
2013/10/15
フィリピン証券取引所(PSE)は10月14日に、2013年9月末のPSE主要株主名簿を発表した。
PSE自身もPSEに上場(上場日は2003年12月15日)にしており、他の上場企業と同様な情報公開義務がある。
2013年3月末時点でのPSE株主名簿の1位とその保有比率は、サンミゲル退職プランで10.31%となっている。第2位はファースト・リソース・マネジメント&セキュリティーズの9.55%、第3位はバンコ・デ・オロ・トラストバンキング・グループとGSIS(公務員年金保障基金)の各々9.11%、第5位がラッキー・セキュリティーズ4.33%、第6位がドイチェバンク・マニラ支店顧客口座4.25%、第7位が香港上海バンク顧客口座3.45%、第8位がDWキャピタル2.77%、第9位がBAセキュリティーズ1.91%、第10位がシティバンク1.05%と続く。
なお、サンミゲル退職プランは、2年以上PSE株式を10.3%以上保有、単独筆頭株主の座を維持している。サンミゲル退職プラン以外で個別名称が記されていない分なども含めると、サンミゲル・グループのPSE保有比率は10.32%よりかなり高いとの見方もある(13年10月4日のフィリピン証券取引所回覧7652-2013号などより)。