12日から日・フィリピン社会保障協定交渉
2013/09/11
社会保障制度二重加入問題などを解決へ
9月12日及び13日に、日・フィリピン両国政府はマニラにおいて、日・フィリピン社会保障協定の締結に向けた第1回政府間交渉を開催する。
この交渉には、日本側から熊谷直樹外務省南部アジア部南東アジア第二課長ほか、外務省及び厚生労働省の関係者が、フィリピン側からエミリオ・デ・キロス社会保険機構総裁ほか関係者が、それぞれ出席する。
現在、日・フィリピン両国からそれぞれ相手国に派遣される企業駐在員等について、日・フィリピン双方の社会保障制度に二重に加入を義務づけられる等の問題が生じている。日・フィリピン社会保障協定の締結は、これらの問題を解決し、両国間の人的交流及び経済交流をさらに促進することを目的としている。
<これまでの経緯>
2009年8月 社会保障協定締結の可能性を検討するための第1回作業部会(於:マニラ)
2011年 6月 第2回作業部会(於:東京)
2012年 8月 第3回作業部会(於:マニラ)
2013年 4月 第4回作業部会(於:東京)
(13年9月11日の日本外務省発表より)。