フィリピンの携帯電話加入、1億1千万件に
2013/08/08
単純普及率113%、量的拡大余地が縮小
8月7日に、通信業界第1のPLDTと第2位のグローブ・テレコムが、2013年度上半期(1月~6月)決算速報を発表した。
その決算速報(詳細は別掲)によると、2013年6月末の携帯電話加入件数は、PLDTが前年同期末比8.9%増の7,340万件(買収したディジテルのサンセルラー1,610万を含む)に達している。一方、グローブ携帯電話加入件数は同14%増の3,609万件に達した。
この2社合計で1億0,949件となり1億を突破、フィリピンの人口約9,680万人を約13%上回っている。単純計算(加入件数を加入者数と見なす)では、携帯電話普及率は、既に100%を突破、113%に達したことになる。フィリピンでは携帯電話の量的な拡大余地が次第に狭まってきている(PLDTとグローブの決算速報などより)。