フィリピンのビザ不要滞在期間、最大30日に延長

2013/07/24

  フィリピンが、外国人のビザ不要の滞在期間を延長する。

 フィリピン入国管理局(BI)は、7月23日に、151カ国・地域からのフィリピン訪問者の査証(ビザ)不要の最長滞在期間について、現行の21日間を、8月1日からから30日間に延長すると発表した。ただし、旅券(パスポート)の有効期間が6カ月以上残っていることや、入国時に復路の航空券や第3国への航空券を保有していることが条件となる。

 なお、相互協定により、イスラエルとブラジルからの訪問者の最大滞在期間は59日間が継続される。

 フィリピンは、ビザ不要の最大滞在期間延長により、フィリピン訪問客数の増加を図る。そして、2016年までに、フィリピン訪問者数1,000万人達成を目標としている。ちなみに、2012年の訪問者数は前年比9.1%増の427万2,811人であった(13年7月23日のフィリピン入国管理局発表などより)。