増田パートナーズ法律事務所(東京都千代田区　代表：弁護士・ニューヨーク州弁護士）は、日本企業の東南アジア諸国への積極的な海外進出をサポートするため、フィリピン、タイ、及びマレーシアにおいて、現地の有力法律事務所と業務提携を行なった。

　フィリピンでは、ロムロ法律事務所（マニラ首都圏マカティ市）と業務提携した。このロムロ法律事務所との業務提携は非独占的ではあるが、フィリピンにおける日本企業のビジネス拡大に向けたサポートへのコミットメントは、タイ、マレーシアでのサポートと同様である。

 なお、ロムロ法律事務所は既に、ジャパン・デスクが設けられており、日本語の話せるキャリー・ビ・ハオ弁護士などが活躍しており、多くの有力日本企業などを支援している。今回の提携により、日本企業案件がさらに増加することが予想される。

  タイにおいては、リエゾンオフィスも設けた。ただし、フィリピン、マレーシアにおいては、現地の法律により、外資系法律事務所のオフィスの設立が認められていないことから、当面は現地事務所との業務提携を最大限活用していく。

　増田パートナーズ法律事務所は、今回の東南アジア諸国の法律事務所との業務提携等を通じ、小規模事務所の利点である柔軟性と機動性を活かして、日本企業の海外進出や現地での法的サポート、紛争解決等に尽力すると共に、共同セミナーも開催し、既存クライアントの皆様や東南アジア諸国へ進出を考えている日本企業に、より的確な法的サポートを行って行く方針である。

　なお、増田パートナーズ法律事務所は2008年1月設立。現在パートナー3人、アソシエイト3人、オブカウンセル2人の８人体制で、企業法務一般、M＆A、コンプライアンス、リスク管理、会社関係訴訟、知的財産権、不動産証券化等幅広い法律分野における法的サービスを提供している（13年7月12日の増田パートナーズ法律事務所ニュースリリースより）。