台風6号フィリピン上陸、マニラ首都圏付近通過へ

2013/06/29

  台風6号(国際名:ルンビア、フィリピン名:ゴリオ)が6月29日、フィリピンの東ビサヤ地方に上陸した。



 日本気象庁によると、6月30日午前6時50分の発表によると、30日午前6時現在(日本時間、フィリピン時間:午前5時)の台風6号の中心位置はマニラ首都圏の西南西(北緯14度20分、東経120度20分)にあり、西北西に向かって時速15kmで進んでいる。中心気圧は1000ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は秒速18メートル、最大瞬間風速は同25メートル、15m/秒以上の強風域は全域170kmとなっている。

 日本気象庁の経路図では、台風6号はマニラ首都圏付近を横断、30日18時には、中心が南シナ海(北緯16度10分、東経118度05分)にあり、中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は秒速20メートル、最大瞬間風速は同30メートルと予想されている。

 フィリピン国家災害対策本部(NDRRMC)も30日午前0時に、「台風6号は勢力を維持しながら西北西へ移動している」と発表している。NDRRMCの経路図でも、台風6号はルソン島南部を横断後、南シナ海へ抜けると予想されている。そして、マニラ首都圏などにシグナル2の警報を発出している(13年6月30日午前6時50分の日本気象庁の発表などより)。