アジア大学ランキング、フィリピン大学67位

2013/06/10

アテネオ109位、ラサール151位と低評価
1位香港科技大学、東大9位、京大10位
  

   国際的な高等教育情報調査機関である英国のクアクアレリ・シモンズ社(QS)が、2013年版「アジア大学ランキング」を発表した。


 このランキングにおける評価指標項目とその配分 は、教育界の評価(30%)、財界の評価(10%)、学生一人あたり教員比率(20%)、教員一人あたり論文引用数(15%)、留学生比率 (5%)、受け入れ交換留学生比率(2.5%)、派遣交換留学生比率(2.5%)である。

 2013年ランキングにおける1位は香港科技大学、2位はシンガポール国立大学、3位は香港大学、4位はソウル国立大学。4位までは昨年と同順位であった。以下、5位が北京大学、6位が韓国科学技術院、7位が浦項工科大学と香港中文大学、9位が東京大学、10位が京都大学と南洋工科大学(NTU)であった。

 フィリピンの大学の最高順位は、フィリピン大学の67位(昨年68位)であった。そのほか、アテネオ・デ・マニラ大学が109位、サントトーマス大学が150位、、デ・ラサ―ル大学が151~160位、サウス・イースタン大学が251~300位などとランクされている。

 フィリピンの大学は総じて低評価であるうえ、この数年間ランクが低下傾向にある(クアクアレリ・シモンズ社ウエブサイトなどより)。