3月開業のカジノ「ソレア」、半月で6億ペソ稼ぐ

2013/05/17

 

  フィリピン政府は、国家プロジェクトとして観光事業を強力に推進することを目的に、マ二ラ湾岸沿いに「マニラベイ・エンターテインメントシティー」を創設しつつある。

 

  「マニラベイ・エンターテインメントシティー」においては、汚職疑惑で揺れるユニバーサルエンターテインメント(旧社名アルゼ、ジャスダック上場、以下UE)グループを含む4グループのカジノ複合リゾート施設の開発が行われつつある。

 その4グループの一つが当地最大の港湾企業インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービシズ(ICTSI)の総帥エンリケ・ラソン氏傘下のブルームベリー・リゾーツ(ブルームベリー)である。
 このブルームベリーによる大型カジノ・リゾートプロジェクト第1期が完工。そのカジノ・リゾートは「ソレア・リゾート&カジノ」と命名され、3月16日に開業した。当初は500室でオープン、2年後に第2期プロジェクトでの300室を加え、800室とする計画である。

 この「ソレア」の開業後半月間の収入は5億7,830万ペソ(約14億5,000万円)に達した。内訳はカジノ収入が4億9,560万ペソ、飲食店収入が5710万ペソ、小売り収入が100万ペソ、通信・運輸収入が150万ペソ(13年5月16日のフィリピン証券取引所回覧4020-2013号などより)。