ボラカイ島訪問者、第1四半期73%増加

2013/04/24

36万人へ急増、年間で150万人見込み
世界ビーチ番付トップの実力発揮
 

 カティクラン港湾局の資料によると、2013年第1四半期(1~3月)に島を訪れた外国人・フィリピン人観光客は合計35万7,225人であった。

 4月24日付けフィリピン各紙電子版によると、前年同期の20万6,371人から15万人超、率にして73%の急増である。第1四半期中で最も観光客数が多かった月は3月で、12万8,627人がカティクラン港に到着。4日間の大型連休のある聖週間の週(3月25~31日)には3万9,512人が訪れた。

 また、今月1日から11日迄の11日間に5万6,654人の観光客が島を訪れた。カティクラン港湾局のマキラン局長は観光客の増加は寄港するクルーズ船が増えたことによると説明。

 3月26日に独海運大手Hapag-Lloyd所有の豪華客船「オイローパ号」(MS EUPORA)がヨーロッパ人観光客と乗務員の合計750人を引き連れてボラカイに到着。2月にはコロンバス号(MS COLUMBUS)が648人の観光客を連れてきた。マキラン局長は今年のボラカイ訪問客数が150万人の目標に達すると確信している。

 なお、ボラカイ島のホワイトビーチは世界最大のトラベルサイト、トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス2013年アジアのベストビーチ25」で第1位に選ばれた。パラワン島エル・ニドのシークレット・ラグーンも第9位に、ボラカイ島プカシェルビーチ(ヤパックビーチ)が第10位に選出されるなど、フィリピンの観光地に対する評価が急上昇している。