セブのマクタン・ニュータウン・プロジェクトが始動

2013/02/21

PEZAのIT・観光・シルバー複合経済区として認定
メガワールドが200億ペソ投資、大統領が着工式に

 不動産大手のメガワールドは、セブ州マクタン島における大規模複合開発プロジェクトを始動させた。


 メガワールドは2月20日に、セブ州マクタン島において、「ザ・マクタン・ニュータウン」プロジェクトの着工式を開催、アキノ大統領などが出席した。このプロジェクトは、高級リゾート型コンドミニアム、オフィス・ビル、世界水準のショッピングモール、スポーツ・娯楽施設、リッチモンド・ホテル等を含むニュータウンを創設するというものである。メガワールドは今後7年間で、このプロジェクトに200億ペソを投ずる方針である。

 この「ザ・マクタン・ニュータウン」は、昨年7月に、フィリピン経済区(PEZA)のIT・観光・退職者(シルバー)関連複合特別経済区として認定され、アキノ大統領がその旨を大統領令407号にて宣言している。

 なお、「ザ・マクタン・ニュータウン」における、高級リゾート型コンドミニアム「8ニュータウン・ブルバード」は昨年予約販売が開始され、日本の定年退職者・予定者向けなどに完売したとのことである(13年2月20日のフィリピン証券取引所回覧1667-2013号などより)。