ジョリビー・フーズも出店加速、今年300店計画
2013/01/22
55億ペソ投資、年末総店舗数は約3,000店に
ファストフード最大手で国民食とまでいわれるジョリビー・フーズ(JFC)が、出店ピッチを加速する。
2012年9月末のJFCのフィリピン国内店舗数は2,040店に達している。内訳はハンバーガーのジョリビー765店、中華のチャウキン383店、ピザのグリーンウイッチ201店、ケーキ・ベーカリーのレッドリボン209店、鶏肉・バーべキュ-のマン・イナサル457店、昨年買収したバーガー・キング25店となっている。
一方、海外店舗数は541店舗に達した。そのうち、中国ではファースト・フードチェーンのYongheキング(永和大王)が288店、粥チェーンの宏状元餐が52店、新たに買収した華南の牛肉麺チェーン三品王39店などとなっている。これらを含むジョリビーフーズ・グループ総店舗数は2,581店舗に達している。
JFCは2013年に55億ペソを投じ、300店を出店する予定。2012年の出店数は約200店であり、出店ピッチが一段と加速化する。2012年の推定総店舗数は約2630店であり、予定通り300店が出店されると、2013年末の総店舗数は約3,000店に近づくことになる(13年1月22日のフィリピン証券取引所回覧0677-2013号より)。