台風1号(アウリン)発生、パラワン島南部にシグナル2

2013/01/03

 

  早くも台風1号(国際名:ソナム―、フィリピン名:アウリン)が発生した。日本気象庁の1951年の観測開始以降で4番目に早い記録であるとのこと。



 日本気象庁によると、1月3日午後9時にフィリピンの西のスル海において、熱帯低気圧が台風1号に変わった。そして、1月4日午前3時時点の中心位置は、スル海の北緯8度30分、東経117度35分にあり、西に向かって時速35kmの速さで進んでいる。中心気圧は1,002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は秒速18メートル、最大瞬間風速は同25メートル、同15m以上の強風域は全域170kmとなっている。

 台風1号はパラワン島南部を横切り、4日午後には南シナ海へ抜けていると予想されている。フィリピンにおいては、3日23時時点で、パラワン島南部にシグナル2、それ以外のパラワン島にシグナル1という警戒報が発出されている(13年1月4日午前3時50分の日本気象庁発表などより)。