10日SMモール・オブ・アジア2階に
12月に2号店、将来的には10店超へ

 

　マニラに居食屋「和民」1号店が開業。

　フィリピンで「和民」の開発権を有するビストログループ（本社：フィリピン）は、11月10日にフィリピンのマニラ首都圏でFCによる「和民」1号店を開業した。

　この1号店は、マニラ湾に面したアジア最大級の巨大モール「SMモール・オブ・アジア」の2階に出店。店舗規模は91坪、テラス席を含めて170席、メニューは食事が中心の海外版「和民」メニュー、客単価（想定）は550ペソ（約1,100円）、本物の日本食をリーズナブルな価格帯で提供する方針である。

　ビストログループは、フィリピンにT.G.I.フライデーズ、イタリアニスなど 44店舗のレストランを展開している大手レストラン運営会社である。ビストログループの新事業運営会社であるクリエイティブ・レスト・コンセプト 社と、ワタミの100%子会社であるワタミ・インターナショナル社（本社：香港）は、フィリピンにおける「和民」の開発契約を2011年6月に締結しており、11月の1号店に続き、2号店のオープンを12月に予定している。将来的には、フィリピンに10店舗以上の出店を計画している。

　なお、ワタミの海外展開は香港・深.・広州・上海・台湾・シンガポール・マレーシア、フィリピンと8地域に拡大し、2012年度末には海外合計80店舗を見込み、2013年末には、海外で100店舗体制を計画している(12年11月9日のワタミ株式会社発表より）