富士重工業、フィリピン事業基盤強化へ

2012/11/04

新ショールームを巨大モール近接地に設置
新型スバル・フォレスター、来年前半に投入

 富士重工業がフィリピンでの販売強化を図りつつある。


 10月31日付けトップギア・オンラインニュースによると、フィリピンでのスバル車の公式販売代理店であるモーター・イメージ・フィリピン(MIP)は2013年上半期に新ショールームをオープンする計画である。開設場所は、巨大ショッピングセンターであるモール・オブ・アジアに近接するアセアナ・シティーと予定されている。

 MPIは2013年上半期中に、スポーツ多目的車(SUV)のフル・モデルチェンジ車を投入し、今年11月発売のコンパクト・スポーツカーであるBRZとともに、販売拡大のための武器とする方針である。

 富士重工業は、スバル フォレスターをフルモデルチェンジし、11月13日に日本において世界初公開する。11月1日より「SUBAL オフィシャルWEBサイト」内の新型フォレスターサイト( http://www.subaru.jp/countdown/index.html )にて事前告知を開始した。

 スバル フォレスターは、スバル独創のシンメトリカルAWDを搭載したスバルのSUVであり、今回フルモデルチェンジする新型モデルは、1997年発売の初代モデルから数えて、4代目となる。
 新型フォレスターは、「SUVとしての本質的な価値の実現」を目指し、クルマの基本的な運動性能、安全性能、環境性能による「安心」の価値、SUVならではの道具としての使う愉しさと、ストレスなく自由な移動を可能にする走る愉しさを大幅に向上させ、スバルのブランドステートメント
“Confidence in Motion”で掲げる「安心と愉しさ」を世界中の顧客に提供するべく、グローバル戦略車として開発された。

 新型フォレスターは、11月13日の日本を皮切りに、世界主要市場で順次発表していく予定である。