共同通信、アジアの報道写真提供強化

2012/11/01

マニラ新聞などの写真の販売を開始

 株式会社共同通信社(東京都港区)は、11月1日より画像データベース「トレジャー2」を通じて、マニラ新聞(フィリピン・マニラ市)とエヌ・エヌ・エー(NNA、東京都港区)が撮影した報道写真の提供を開始した。


 共同通信社フォトセンターは、一般社団法人共同通信社が取材・撮影した報道写真を、画像データベース「トレジャー2」経由で出版社や一般企業に提供している。共同通信社の報道写真に加え、アジア各地に取材網をもつ2社のコンテンツを追加することによって、ますます重要になるアジアの今を、写真を通して伝える。各社のサンプルは以下で閲覧できる。
・マニラ新聞(『日刊まにら新聞』) http://www.kyodo.co.jp/photo-archive/manila/
・エヌ・エヌ・エー(NNA)  http://www.kyodo.co.jp/photo-archive/nna/
 
 画像データベース「トレジャー2」 https://treasure2.kyodonews.jpは共同通信社の報道写真・グラフィックスを提供するデータベースである。200万点以上の画像が登録されている。通信社のデータベースとして速報性に優れている。マニラ新聞、NNAの写真は毎月100点前後(両社合計)のペースで追加する。

 なお、株式会社共同通信社 http://www.kyodo.co.jp/corp/ph/は一般社団法人共同通信社が100%出資する情報事業、企画会社。フォトセンターは共同通信社の報道写真を出版社、一般企業向けに提供している。

 マニラ新聞(『日刊まにら新聞』) http://www.manila-shimbun.com/ は、マニラ市で発行される邦字紙。創刊は1992年。経済成長が続くフィリピンの日系人社会で広く利用されてメディアとなっている。マニラ市の本社以外にセブとダバオに支局がある(12年11月1日の株式会社共同通信社発表より)。