トヨタ、フィリピンで11年連続の三冠王へ
2012/10/23
総販売台数、乗用車、商用車全て首位
トヨタモーター・フィリピンズ(TMPC)の2012年9月の販売台数は5,786台に達し、首都圏などでの長雨の悪影響を受けた前月(8月)の4,725台から22.5%増と急回復した。
9月は、2012年オートフォーカス・ピープルズ・チョイス賞における『オートモービル・オブ・ザ・イヤ―』を受賞したサブコンパクトカー「ヴィオス」の販売台数が1,363台に達した。また、同賞で最優秀アジア仕様多目的車(AUV)に輝いたトヨタ・イノーバの販売台数が1,188台に達した。
この結果、TMPCの2012年9カ月間の販売台数は4万6,169台に達した。フィリピン自動車工業会(CAMPI)加盟企業の総販売台数は11万1,582台であり、TMPCのシェアは41%に達している。そして、第2位の三菱モーター・フィリピンズの22%%を大きく引き離しての断トツの首位である(これらのシェアはCAMPI非加盟の現代自動車などを含まないベース、以下同様)。
TMPCは9カ月間の車種別シェアでも、乗用車市場で44%、商用車市場で40%と双方首位となっている。すなわち、フィリピン自動車市場の三冠王(総販売台数、商用車販売台数、乗用車販売台数いずれもトップ)となっている。
TMPCは、2011年まで10年間連続で、フィリピン自動車市場での3冠王となってきている。このまま推移すれば11年連続での3冠王といういう偉業を達成することになる。
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