NTT Com アジア事業基盤一段と拡充

2012/10/18

ヤンゴン進出、海外87都市に拠点
外資通信企業で初のミャンマー拠点

 

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、ミャンマー最大の都市であるヤンゴン市において支店を開設、10月17日より営業を開始した。



 この新拠点の名称はNTTコミュニケーションズ ヤンゴンオフィスであり、NTTコミュニケーションズ(タイランド)の支店して開設、ミャンマーへ進出する多国籍企業にICTソリューションサービスを提供する。

 このヤンゴン オフィスは外資系通信企業として初のミャンマー拠点であり、これによりNTT Comは、メコン経済圏においては5カ国 7都市、海外全体では31カ国・地域 87都市に拠点を展開することとなる。

 ミャンマーは豊富な労働人口や天然資源にも恵まれており、今後の成長が期待されることから、2011年3月の民政移管以降、新市場としてその存在感を増している。また、メコン経済圏を東西南北に貫く3つの経済回廊において、各種インフラの整備が進んでおり、当該エリア全体で事業を展開する企業が増えている。

 昨今のアジア市場拡大を背景に、メコン経済圏での生産・流通・販売体制の確立、また自然災害や政情不安に耐えうる事業継続性の確保はグローバル企業にとって急務であり、多国間・多地域において提供される高品質なICTソリューションサービスの需要はますます高まっている。

これらの市場動向を踏まえ、NTT Comはヤンゴンに支店を開設し、同国の通信事業者などと連携したICTソリューションサービスの提供により、ミャンマーへ新たに進出する多国籍企業の円滑な事業展開を支援する(12年10月17日のNTTコミュニケーションズのニュースリリースより)。