4年半ぶりのペソ高、米金融緩和観測など背景に

2012/09/10

9月10日の終値1ドル=41.615ペソへと続伸

2012年9月10日のPDS(フィリピン・ディーリング・システム)でのペソ対米ドル加重平均レートは41.583ペソで前営業日の41.742ペソから0.159ペソ続伸した。



 終値は41.615ペソで前営業日の41.680ペソから0.065ペソ続伸(始値41.570ペソ、高値41.540ペソ、安値41.620ペソ)。出来高は前営業日比9%減の8億0,450万米ドルであった。

 米国金融緩和観測、民間エコノミストらによるフィリピン成長率予想上方修正の動きなどにより、ペソ対米ドルレートは続伸、終値は2008年4月に記録した41.595ペソ以来、約4年半ぶりのペソ高となった。

 ペソ対米ドルレートの動き(単位:ペソ)

  当日 前営業日
  12年9月10日 12年9月7日
 始値 41.570 41.750
 高値 41.540 41.660
 安値 41.620 41.795
 終値 41.615 41.680
 加重平均 41.583 41.742
 出来高(百万ドル) $804.50 $883.46
 (出所:フィリピン・ディーリング・システム=PDS取引記録より作成)