フィリピン沖でマグニチュード7.6の地震

2012/08/31

 日本気象庁は9月1日に、8月31日21時48分頃(日本時間)に発生したフィリピン付近での強い地震に関する発表を行った。


 

 それによると、この地震は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型。震源地はフィリピン・ビサヤ地方東サマール沖(北緯10.9度、東経127.1度)、地震の規模(マグニチュード)は7.6(太平洋津波警報センターによる)であった。

 太平洋津波センターは、この地震直後にフィリピン、日本、パプア・ニューギニア、太平洋諸島などに津波警報を発令したが、約2時間後に解除した。フィリピンのルソン島南端のレガスピ検潮所では31日23時47分頃に、3センチの津波が観測された。

 フィリピン国家災害リスク軽減評議会(NDRRAMC)の9月3日午前6時の発表によると、この地震による死者は1名、負傷者1名、家屋の全壊78戸、半壊37戸であった(日本気象庁の地震情報などより)。