丸紅、フィリピン洪水被害支援に500万円
2012/08/22
広範かつ多様な社会貢献活動の一環
丸紅は、フィリピンのマニラ首都圏や周辺州における8月上旬からの豪雨、並びに洪水被害に対し、義捐金500万円を拠出することを決定した。
丸紅はフィリピンでも積極的なビジネス展開の一方で、タイムリーかつ継続的な社会貢献活動を推進している。例えば2011年12月にミンダナオ島を通過した台風21号による被害に対する1,000万円の義捐金拠出などである。
このほか、フィリピン進出80周年の1989年に丸紅奨学金基金を創設、それ以来、多くの技術者育成などに貢献している。また、傘下の合弁発電企業「チームエナジー社」が社会貢献機関「チーム・エナジー財団(TEFI)」を設立、フィリピン政府と協調した様々な支援活動を展開してきている。特に、太陽光発電導入による電化率向上のためのプロジェクト・ビーコンは約30万世帯、100万人以上のフィリピン人に便益をもたらした。
現在は、その後継プロジェクトである「HEART&SOUL(代替エネルギー活用による家庭電化・生活向上支援)プログラム」が展開されている。このプロジェクトは、通常の電線敷設が難しいような辺境地の電化を目的としたもので、化石燃料依存度軽減や環境保全、辺境地や貧困層支援に直結し、フィリピン政府が掲げる「2017年までに全世帯の90%電化実現」という目標にも沿ったものである(12年8月22日の丸紅株式会社ニュースリリースなどより)。