東銀リース、アヤラ系BPIリースと提携

2012/08/15

フィリピン進出日系企業支援を更に拡充

 東銀リース(本社:東京都中央区)とそのフィリピン現地法人BOT LEASE AND FINANCE PHILIPPINES, INC(東銀リース・フィリピン、本社:マニラ首都圏マカティ市)は、フィリピンの有力リース会社であるBPI リーシング(BPI-L、本社:マカティ市)と、業務提携に係わる覚書を締結した。

 BPI-L は、フィリピン有数の大手財閥であるアヤラ・グループ(創業1834 年、金融・不動産・建設・通信事業等を営む)の中核銀行バンク・オブ・ザ・フィリピンアイランズ(BPI)の100%子会社である。2011年12月末のBPI-Lの総資産は96億8,200万ペソ、純利益は1億5,900万ペソ(単体ベース)となっている。

 複合型金融サービス企業である東銀リースは、海外においても(1)日本と海外の間で物件の橋渡しをするクロスボーダー取引、(2)海外拠点との連携による現地でのファイナンス、(3)豊富な経験と多様な業務に裏打ちされた全世界での金融サービスアドバイス等、顧客の海外展開をサポートしている。

 東銀リースは今回の業務提携により、BPI-Lと協働してアヤラ・グループが展開する地場優良案件への取組みを推進すると同時に、同グループのネットワークを活かして、フィリピンへ進出する日系企業のビジネスを、より一層積極的にサポートして行く方針である(12年8月13日の東銀リース株式会社ニュースリリースなどより)。