日本、マニラ首都圏モノレール建設を支援
2012/08/15
フィリピン基地転換開発庁(BCDA)は昨年、2016年までのBCDA5カ年計画の一環として、マニラ首都圏モノレール構想を打ち出した。
このモノレール構想のフェーズ1は、ニノイ・アキノ国際空港(第3ターミナル(NAIA3)、ボニファシオ・グローバル・シティ、マカティ市の首都圏高架鉄道3号線(MRT3)グアダルーペ駅を接続する高架モノレール網構築であり、当時フェース1の推定コストは約260億ペソと示された。
BCDAは、「このモノレールは効率的な大量輸送システムの需要の高まりに対処するものである。交通渋滞緩和に寄与するとともに首都圏移動の利便性を飛躍的に高める」と強調するとともに、建設資金はJICA融資を視野に入れているとも表明している。
8月15日付けフィリピン各紙電子版によると、BCDAは、上記のモノレール・プロジェクトの事業化調査を、日本が支援するとコメントしたとのことである。事業化調査費用は約50万米ドルと見積もられるとのことである