東芝、フィリピン豪雨被害支援に1千万円

2012/08/09

避難所への救援物資寄付も実施
ユニクロも300万円の義捐金

 東芝グループは、フィリピンで発生した豪雨による被害者の救済や被災地の復興のための義援金として、1,000万円相当の支援を行うことを決定した。時期や寄付先、支援方法等の詳細については、現地の事情を考慮の上、今後順次決定していく。


 また、東芝のフィリピンにおけるグループ会社である東芝情報機器フィリピン社は、同社が所在するラグナ州に多数の避難所があることから、近隣の避難所に支援物資(ライス・缶詰・水等)約2,000バックを届ける支援活動を実施している。フィリピンでは首都圏や周辺州を中心に7月末から豪雨が続き、多大な被害が出ている(詳細は別項にて)。

 なお、東芝情報機器フィリピン社は様々な社会貢献活動を推進してきている。例えば、2006年から近隣の貧困地域住民に、医療診断、歯科診断、医薬品を無料で提供している。年2回の活動でこれまで約6,000人の住民を診察した。診察の待ち時間を利用して、安全衛生や環境保護についての教育啓発などにも取り組んでいる。

 また、ユニクロを展開するファースト・リテイリング・グループも、豪雨被害者支援に300万円の義捐金を寄付すると発表した。
 ファーストリテイリングは今年1月30日に、フィリピンにおけるユニクロ店舗の出店、運営を目的として、SM リテール社と共同出資して合弁会社ファーストリテイリング・フィリピン社(FRPI)を設立、6月15日にユニクロ1号店オープンした。今回の寄付は、SMグループのSM財団を通じて行われる(12年8月9日の東芝発表、ユニクロWEBニュースなどより)。