最貧困世帯(底辺30%)のインフレ率、第1四半期2.8%に

2012/06/02

 国家統計局(NSO)によると、所得分布の底辺から30%に当たる低所得世帯の2012年第1四半期(1~3月)平均消費者物価指数(CPI)上昇率(2000年=100、対前年同期伸び率)は、フィリピン全体では2.8%で前期の5.3%から2.5%ポイント低下した。食料・飲料・たばこ(FBT)及び光熱費が鈍化したことによる。  このうちマニラ首都圏の最低所得世帯のCPI上昇率は1.7%で、前期の4.2...

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