三菱の電気自動車アイ・ミーブの試験走行実施

2012/05/30

フィリピン三菱自動車、エネルギ―省、メラルコ提携
電気自動車普及のための調査、啓蒙など推進

 

 三菱モーター・フィリピンズ(MMPC)、フィリピン・エネルギー省(DOE)、配電最大手マニラ電力(メラルコ)は、このほど電気自動車(EV)協力協定を締結した。


 この協定は、フィリピンでの電気自動車(EV)の本格普及に向けての調査、啓蒙活動などをで協力するというものである。MMPCは話題の電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』デモンストレーションカーを、DOEやメラルコに貸与する。そして、マニラ首都圏での様々な走行試験を実施し各種データ整備や消費者へのEV啓蒙などを行う予定である。

 なお、5月24日~25日にメラルコ多目的ホールにおいて、第2回EVサミットが開催された。このサミットにおいて、アイミーブのデモカー引き渡しが行われた。

 三菱自動車は、環境汚染、地球温暖化、石油エネルギーの枯渇など、自動車が直面する課題に対応する究極の環境対応車として、2009年7月、世界に先駆けて『i-MiEV』の販売を開始した。

 『i-MiEV』は米国においても、昨年11月に米国環境保護庁(EPA)の燃費ランキングで1位を獲得し、「最も燃費の良いクルマ」に選ばれたほか、今年年2月に米国エネルギー効率経済協議会が発表する「最も環境に優しいクルマ」に認定されている(12年5月29日の三菱モーター・フィリピンズ発表などより)。