訪日フィリピン人、2011年は18.5%減の6万3千人

2012/03/18

観光客としての訪問31%減少、商用客9%減少
 

 日本政府観光局(JNTO)は3月16日に、訪日外客数・出国日本人数に関する2012年2月推計値と2011年12月暫定値を発表した。

 国別詳細が明示されている暫定値によると、2011年12月の訪日外客数は前年同月比11.8%減の57万2,101人、うち訪日アジア人総数は同12.7%減の43万0,639人と、依然二桁減少が続いた。
 2011年(1~12月)年間の訪日外客数は前年同期比27.8%減の621万8,747人、うち訪日アジア人総数も同27.6%減の472万3,651人と大幅減少している。東日本大震災に大きく影響された一年間であった。

 そのなかで、2011年12月の訪日フィリピン人は前年同月比8.7%減の5,787人であった。その内訳は、観光客としての訪問者が同13.9%減の3,915人、商用客が同3.9%増の778人、その他が同4.9%増の1,094人。

 2011年年間の訪日フィリピン人は前年比18.5%減の6万3,099人。そのうち、観光客としての訪問者が同31.1%減の2万9,832人、商用客が同9.2%減の1万2,867人、その他が同2.4%増の2万0,400人であった(12年3月16日の日本政府観光局=JNTO発表などより)。