IT広告のアドウェイズ、フィリピン事業基盤を拡充
2012/02/28
ソーシャルメディア・マーケティング・ラボ開設
アドウェイズ(本社:東京都新宿区)は、2月27日に、「フィリピン現地子会社アドウェイズ・フィリピンにおいて、ソーシャルメディア・マーケティング・ラボを開設した」と発表した。
フィリピンのソーシャルメディア・マーケティング・ラボでは、Facebookをはじめとする既存のソーシャルメディアを用いた実験的なアプリケーションを世界中のユーザーに向けて配信し、そのフィードバックを元に、アドウェイズグループ全体のクライアント企業に対し、より効果的で革新的なマーケティングツールを開発していく。
近日中に、フィリピンから世界のユーザーに向けたFacebookアプリの公開を予定しており、今後は有料、無料含め2012年内に50本のソーシャルメディア・アプリケーションをリリースする予定となっている。
東南アジアでのFacebookユーザー数は、2012年2月現在フィリピン2700万人、インドネシア4300万人、インド4300万人程度(日本670万人程度)で、現在も年間15%以上のユーザー伸び率を保持しており、今後のマーケットの拡大が期待できる分野と考えられる。
なお、アドウェイズは2011年7月に、フィリピンの日系IT企業アイマージ・オンラインの株式100%を取得、社名をアドウェイズ・フィリピンと変更した。そして、既存事業であるITソリューション事業を拡大するとともに、インターネットユーザーが増加し続けているフィリピンにおいて、インターネット広告事業の展開を開始した。
そして、英語圏であるフィリピンにおいて、日系クライアント及び欧米クライアント向けにインターネット広告事業を拡大して行く方針である。