当地の通信業界は、携帯電話が飽和状態に近づく一方、競争激化など環境は厳しくなってきている。2011年は、2010年に引き続き業績の踊り場になりそうである。 　最大手のフィリピン長距離電話（PLDT)は、2011年通年のコア純利益に関しては、当初2010年比4%減の405億ペソと見込んでいたが、8%減の390億ペソへと下方修正している。この390億ペソという改訂目標は達成できた模様である（12...

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