フィリピンでマグニチュード6.9の地震発生
2012/02/06
7日午前0時30分現在の死傷者は67人超
フィリピン国家災害リスク削減管理評議会(NDRRMC)発表によると、2月6日午前11時49分頃、フィリピン中部の東ネグロス州タヤサン町沖合でマグニチュード6.9の地震が発生した。震源の深さは10km。
各地の震度は以下の通り;
震度7:ドゥマゲティ市、ビリャエルモーソ(東ネグロス州)
震度6:ラ・カルロータ市、カステリャーナ(西ネグロス州)、アルガオ(セブ州)
震度5:ロハス市、ダオ、イビサン(カピス州)、イロイロ市(イロイロ州)、アユンゴン(東ネグロス州)、カンラオン市、ラプラプ市、ギマラス、セブ市(セブ州)、サンカルロス市、バコロド市、サガイ市、タグビララン市、カンドニ、ビナルバガン(西ネグロス州)
震度4:サン・ホセ・デ・ブエナビスタ、パンダン、アニニイ、パトヌンゴン(アンティケ州)、カリボ(アクラン州)、シパライ(西ネグロス州)、ディポログ市、オルモック市
震度3:ブトゥアン市(北アグサン州)、レガスピ市(アルバイ州)、カルメン(カガヤン・デ・オロ州)、タクロバン市、カトゥバロガン、セイント・バーナード、南レイテ、マスバテ(マスバテ州)、カガヤン・デ・オロ市
震度2:カビドアン(ソルソゴン州)、ボロンガン(東サマール州)、マンバジャオ(カミギン州)
震度1:パガディアン市
2月7日午前0時30分(日本時間午前1時30分)現在、報告されている犠牲者の数は死者15人、負傷者52人、行方不明者数29人。今後さらに増える見通し。イロイロ市では休校、企業・モール等休み。東ネグロス州では全校休校、政府機関は休み。セブ市は一部休校となる。
フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)は、警戒レベル2の津波警報が発令したが後に解除。アキノ大統領は国家災害リスク削減管理評議会(NDRRMC)に状況を絶えずアップデートするよう指示した。保健省、社会福祉開発省、運輸通信省、国防省、など政府機関が一丸となって救援活動を行っている(12年2月6、7日の国家災害リスク削減管理評議会発表より)。