日本住宅建設産業協会、フィリピン不動産事業視察
2012/01/21
今後の経済成長力や高水準の企画・デザイン力等に注目
住宅・不動産業界団体である社団法人 日本住宅建設産業協会(日住協)は、1月20日から週末にかけて、フィリピン現地視察を実施。
今回のフィリピン視察の目的は以下の通り。
1.長期的な人口増加や経済成長が期待されるフィリピンにおいて、現地の肌感覚での経済状況及び不動産市況の現状を確認する。
2.国際的に見ても高いレベルでの企画やデザイン能力を発揮しているフィリピン不動産開発業者による開発の現場を視察し、国際的な競争環境下での不動産開発のトレンドを理解する。
視察団はフィリピン経済に関する講義を受けたあと、首都圏マカティ市のショッピング・モールやレストランなどの商業施設視察、そして、マカティ市ロックウェルやタギグ市フォートボニファシオなどでの各種不動産開発プロジェクトを視察。
なお、日住協は住宅及び宅地の供給、流通等に関する事業の発展を図り、良好な住環境の整備を推進し、住宅産業の健全な発展と国民の住生活の向上並びに公共の福祉に寄与することを目的としている。
2000年6月に、日本ハウスビルダー協会と社宅産業開発協会が統合し、さらに2002年6月、日本住宅宅地経営協会と統合し、700社余を擁する全国規模の団体となった。そして、上場・中堅企業の集団として、首都圏ならびに北海道から沖縄まで全国10支部の会員が、マンションおよび戸建住宅の供給、そして住宅をはじめとする不動産流通事業を行っている。