トヨタ、フィリピンで10年連続の三冠王
2012/01/19
既報の通り、フィリピン自動車工業会(CAMPI)は速報として、「2011年の国内四輪車新車販売台数は、前年比4%減の14万1,616台にとどまった」と発表した 。
CAMPI速報値に韓国系の現代アジア・リソース(HARI)分を加えた17社ベースの2011年新車販売台数は16万1,913台であり、同ベースでの前年の16万7,660台との比較では3.4%減少である。
そのなかで、トヨタモーター・フィリピンズ(TMPC)の総販売台数は5万4,593台で、CANPIのなかでのシェアは38.6%、17社ベースでのシェアは33.7%となる。いずれにしても断トツである。
車種別でも、TMPCは、乗用車、商用車双方で首位、すなわち、2011年のフィリピン自動車市場の三冠王(総合販売台数、商用車販売台数、乗用車販売台数いずれもトップ)であった。このTMPCの3冠王は10年連続の偉業である。