昨年のBOI投資認可額、22%増の3689億ペソ

2012/01/03

外資では日本が61憶ペソで首位(シェア26%)

  投資委員会(BOI)の投資認可額が二桁増加した。



 2011年のBOIの投資認可額は3,689億ペソに達し、前年の3,021億ペソから22%増加した。そして、目標の3,500億ペソをクリアーした。投資認可件数は332件で、前年の246件から35%の増加となった。これらの投資案件による推定新規雇用創出数は6万7,211人で、前年の3万6,751人を83%上回った。

 投資認可額のうち現地資本によるものが3,457億ペソ(構成比94%)と高水準、外資によるものは232億ペソ(構成比6%)にとどまった。

 業種別では、トップが製造業の1,048億ペソ(前年比122%増)。以下、エネルギー878億ペソ、大規模住宅開発727億ペソ、鉱業633億ペソ、観光108億ペソと続く

 外国資本の投資(FDI)認可額の国別では、1位が日本の60億5900万ペソ(シェア26%)、以下2位オランダ、3位韓国、4位米国、5位中国と続く(12年1月2日のフィリピン投資委員会発表より)。