台風21号の死者が千人突破、1010名に

2011/12/21

22日午前6時の災害管理協議会発表

12月16日~18日にフィリピン南部を横断した台風21号(フィリピン名センドン、国際名:ワシ)により、ミンダナオ島中心に洪水、鉄砲水、地滑りが発生、甚大な被害が発生した。



 フィリピン国家災害リスク軽減管理協議会(NDCC)の22日午前6時の発表によると、台風21号での死者は1,010名、負傷者1,603名、行方不明51名となっている。合計9万2,694世帯、64万1.098人が被災、被害を受けた家屋は2万8,030戸(全壊9,193戸、半壊1万8,873戸)に達している。この時点で、インフラ・校舎・農作物被害額は約10億ペソと見積もられている(11年12月22日午前6時のフィリピン国家災害リスク軽減管理評議会発表などより)。