商船三井が比台風被災者支援、3万ドル寄付など
2011/12/19
過去にも支援物資の海上輸送など多大な貢献
商船三井は、フィリピン・ミンダナオ島を襲った台風21号被災者へ、義援金3万ドルの寄付を行うことを決定した。グループ会社「マグサイサイ MOL マリン社」(マグサイサイ MOL社)を通じて寄付を実施するとともに、その他の支援活動についても、今後の状況を見つつ検討する。
商船三井とフィリピンとの関係は深く、多数の船員を採用するとともに、商船三井が設立した教育施設にて船員への教育を実施している。
2008年6月の台風6号の際は、フィリピン政府の要請に応じて、商船三井の船員訓練船「スピリット・オブ MOL」がフィリピン支援物資の一部の海上輸送を実施、2009年9月の台風16号の際は、商船三井からの寄付に加え、訓練船乗組員・マグサイサイ-MOL社職員によるボランティア活動を実施し、フィリピンの被災者支援にさまざまな形で貢献している。
なお、マグサイサイ MOL社は、マニラの商船三井船員配乗会社である。商船三井とフィリピンのパートナーであるMagsaysay Maritime Corporation社との合弁会社として1997年3月に設立された(11年12月19日の株式会社商船三井プレスリリースより)